写真集: 大聖院 (広島県廿日市市宮島町) 

観音堂
観音堂

 広島県廿日市市宮島町にある「大聖院」です。桟橋からなら15分、厳島神社の出口からなら5分位の所にあります。海沿いから少し山の方に入った場所にあります。
 沢山のお堂や石仏があり、祈祷や坐禅、写経などの体験も行える非常に多彩で、弘法大師が開いた格式の高い寺院です。


 仁王門周辺です。大聖院の入口で阿吽の2体の金剛力士を門の左右に配置しています。仁王門手前の左側に歓喜天や不動明王の石仏や石碑がある小さな庭園のようなものがあります。
 門をくぐると、左側に小さなお地蔵さんが沢山いらっしゃる五百羅漢園、中央には 大般若経筒(六百巻) が設置された石段があり境内に続いています。


御成門 周辺です。 手前の石段途中には霊宝館やねがい玉と壷がある鐘楼堂があります。石段を上がり切ると御成門やその周りに狸僧や閻魔大王などのオブジェクトが配置されています。


 観音堂周辺です。御成門くぐって右側にある大きな建物です。観音堂の入口前に「目出しダルマ」「狸僧」「なでぼとけ」等沢山のオブジェが並んでいます。観音経を回す事でお経を唱えた事になる「観音経摩尼車」や 狭くて暗いお堂の地下を通り抜ける「戒壇めぐり」等があります。
 お堂の内部には、弥勒菩薩や十一面観音菩薩をはじめ多くの仏像が安置されていました。


 勅願堂(ちょくがんどう)周辺です。御成門から真っすぐの所にありました。
 入口の左右には「十六善神像」が並び、お堂の内部中央に「波切不動明王」像が鎮座しその周りを千体不動や三十六童子など多くの像が取り囲んでいました。


 境内の右側奥にある摩尼殿(まにでん)周辺です。石段にはチベット仏教で回す事でお経を唱えた御利益があると言われる 摩尼車 がありました。また、近くには薬師堂や愛染堂、様々なお地蔵様が設立されていました。


 境内の一番奥にある大師堂周辺です。弘法大師を祀っているお堂の周りは、一願大師、稚児大師、西国三十三観音をはじめ、奉納や祈願の仏さまや絵馬で埋め尽くされていました。


 八角万福堂の周辺です。8角形の建物で内部には七福神の木像が安置されています。周辺は池に囲まれ対岸には七福神の石像が点在する庭園になっていました。


 その他、境内にはお堂や石仏等、愛嬌のあるお地蔵さん等々、見所が沢山ありました。

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