散歩道: 艮神社(広島県尾道市長江1)

 広島県尾道市長江1にある「艮神社(うしとら)」です。JR尾道駅から徒歩約15分。(googleマップ経路情報より) ロープウェイ乗り場のすぐ隣です。
 尾道で最も古い神社と言われ、県の天然記念物に指定されている樹齢900年と言われる大きな楠木が印象的な神社です。

 以前、福山市で同じ「艮」の文字で「うしとら」と読む神社があったので、この字を見てすぐ「うしとらじんじゃ」と分かりましたが、普通は、読み方に悩みそうな文字です。丑寅(うしとら)の方向・鬼門を守ると言う意味があるようです。

 千光寺山ロープウェイ乗り場の建物に接する所に、入口参道があります。入口は少し狭めですが、奥に行くほど広くなっていきます。拝殿前も結構広いエリアが有りますが、ロープで区切られていて拝殿の周辺と左側の裏門(?)の方とか行ける範囲は限られていました。残念ながら、拝殿の周辺の境内社にも近づけませんでした。
 尾道出身の大林監督の映画で「時をかける少女」や「ふたり」のロケ地で有名です。

 ロープウェイ乗り場のすぐ隣、入口前を左に行くと天寧寺方向、楼門前を右に曲がると妙宣寺慈観寺方向、拝殿前の左側の門から出て右側に曲がると猫の細道から千光寺方向と交通の拠点のような場所に建ってます。

艮神社 御由緒

 大同元年(806年)の創建と伝えられ。古くは多氣遠宮・建遠神社と称し、素戔男命を祀る神社でしたが、吉備津彦命が天延3年(976年)に合祀され、鎌倉時代の初め1200年頃、幣多賀宮との二社興合祭となりました。
 後に火災に遭い、文明7年(1475年)11月、平盛祐が願主となって再建されました。
 文禄4年(1595年)本殿葺替、慶長16年(1611年)再興、寛文6年(1666年)本殿及び拝殿造立、元禄2年(1689年)葺替、宝永2年(1705年)本殿及び幣殿造立など度々社殿の造営があったことが棟札より分かります。

                         拝殿前に掲示されていた説明書きより

 参道の途中、楼門をくぐってすぐの辺り、左側に社務所が有りました。私が参拝した時、たまたま、社務所前で、神社の方お二人がお話していたので、そのまま、御朱印をお願いしました。コロナ対策の為か、現在は書置きタイプのみとの事でした。
 艮神社が管理しているそうで、艮神社から南の方向、海の側にある住吉神社の御朱印も合わせて頂く事ができます。

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