散歩道: 千光寺(広島県尾道市東土堂町)

 広島県尾道市東土堂町15にある「千光寺(せんこうじ)」です。真言宗のお寺です。JR尾道駅から徒歩約15分、ロープウェイ乗り場からなら8分位です。(googleマップ経路情報より) (体感値に近いです)
 ロープウェイは15分間隔で乗車時間は3分ですが、山頂駅からも下りとは言え、少しありますので、道に迷わなければ、歩いて登った方が早いと思います(勿論、その分、疲れますが(^_^;) )

 千光寺下バス停に8時20分位に到着。千光寺の授与所は9時からなので、まずはロープウェイ乗り場のすぐ隣にある艮神社(うしとらじんじゃ)を参拝した後、歩いて千光寺山を登りました。艮神社の境内を出てすぐ、細くてクネクネした坂道、こんな所にと思うほどカフェ(この時間には開いていません)とかあります。前から知ってる道ですが、今は「ネコの細道」って名前が付いていました。(名前の通り、黒猫がお迎えしてくれました(^_^) )

 千光寺山の斜面に建てられている為、本堂は京都の清水寺の舞台を、ずっと小さくしたような斜面からせり出した舞台の上に建ています。本堂は赤い色をしているので、お寺と言うより神社っぽく見えます。本堂の前も狭く、動けるのは2m幅くらいかな?
 本堂の手前、西側には「石鎚山」と言う鎖をつたって登れる岩山、本堂の奥、北側には「玉の岩」と言う巨岩があります。昔は岩上に如意宝珠と言う光る宝玉があり、灯台のように周りを照らしていたと言われています。現在は、人工の光る球体が設置されていました。
 本堂から大師堂に向くと左側に狭く急な石段(段数は少ない)があり護摩堂へ繋がっています。護摩堂の中からは読経の声(レコーダー?)がしていました。護摩堂前には綺麗な音で鳴る「開運厄除けの鐘」、また、「玉の岩」の頭頂部に設置されてる球状のものも良く見えました。
 
 千光寺山の中腹にあるので、境内のあっちこっちから、尾道の町並み、尾道水道、瀬戸内海の島々等々、見晴らしも良いです。

千光寺 御縁起

 千光寺は標高140m、尾道港を一望する大宝山の中腹にあり、大同元年(806)弘法大師の開基で中興は多田満仲公と伝えられています。 珍しい舞台造りの本堂は別名「赤堂」とも呼ばれ、林芙美子も『放浪記』の中で「赤い千光寺の塔が見える」と書いています。33年に一度御開帳の本尊,千手観世音菩薩は聖徳太子の御作と伝えられ、昔から「火伏せの観音」と称せられ、火難除けに霊験あらたかで、今は諸願成就の観音様としてお詣りが絶えません。 風光明媚な港町を一望する千光寺には、多くの文人墨客が訪れています。中でも頼山陽は「六年重ねて来たる千光寺」と漢詩にも詠んでいます。                    尾道七佛巡りのホームページより

 本堂の前を通って右奥の大師堂に授与所があります。土日は、参拝者が多い為、大師堂よりもう1つ本堂よりの建物が授与所(納経所?)になるようです。年配の女性お二人いらっしゃって、御朱印を書いて下さったり、千光寺の事も色々と教えて下さいました。
 切り絵タイプの御朱印は初めて見ました。(1枚700円とちょっとお高め)

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