広島県廿日市市の宮島で、普通は船で回るのを宮島七浦巡りと言うようですが、これを徒歩で宮島七浦巡りして七恵比寿に参拝しようという企画に参加して来ました。
宮島と言うと、一般的には、桟橋近くの厳島神社や大聖院や水族館のある北西エリアや紅葉谷から弥山への登山道やロープウェイとかの特定のエリアに観光客は集中しますが、殆ど観光客の行かない島の東側、南側にも神社や奇岩、砂浜、意外な所で、戦時中に砲台や軍関係の施設だった跡とか見所が沢山あります。
宮島一周が約32㎞ですが、舗装されて歩きやすい道路は精々3分の1位で、後の3分の2は、山道、海岸線の砂浜や岩場、干潟の泥濘を通ることになります。
今回は、何度も一周しているような詳しい人に案内して頂き20人位の集団で歩いて来ました。潮の満ち引きで通れなくなる道もあるし、十分な知識と装備と注意力と体力が必要になりますので、気軽な気分で行くには危険なコースです。宮島桟橋8:00出発で、桟橋に帰って来たのが約20時だったので、ほぼ12時間の行程でした。
潮の満ち引きで通れなくなる場所を堰と言いい、そんな場所が4か所(4エリア)あるようです。最終目標は4つ堰を全部海岸側を通って宮島一周することなんですが、同一日に4か所全部通れる日は限られてくるので、今回は2つの堰を山側、2つの堰を海岸側を通るコースで宮島一周の雰囲気(苦しみ(^^;))を味わいながらの練習ウォークでした(練習とは言っても立派な宮島一周です(^_^))
神社は7恵比寿以外にも、本当に船からしか参拝出来ない神社もありました。
神社名も「の」が有ったり無かったり、字が「ノ」「之」だったりと違う表記があったので、本宮の厳島神社のHPを基準にしてます。宮島桟橋から時計回りの順番です。
① 杉之浦神社(すぎのうらじんじゃ)



御祭神: 底津少童命(そこつわたつみのみこと)
舗装道路沿いなので、徒歩でも自動車でも参拝は可能です
② 鷹巣浦神社(たかのすうらじんじゃ)



御祭神: 底筒男命(そこつつのおのみこと)
道は狭くなりますが、舗装道路で自動車でも可能です。道路から砂浜の方に行くと、石垣の上に海の方を向いて立っている朱塗りのお社が見えて来ます。
③ 腰少浦神社(こしぼそうらじんじゃ)



御祭神: 中津少童命(なかつわたつみのみこと)
道は狭くなりますが、舗装道路で自動車でも可能です。道路から砂浜の方を見ると神社が見えます。横に広めの石垣の上に、こちらも海に向いた朱塗りのお社がたっています。
④ 青海苔浦神社(あおのりうらじんじゃ)



御祭神: 中筒男命(なかつつのおのみこと)
ここからは、自動車は駄目で、徒歩で無いと行けなくなります。周回の場合、丁度、お昼の時間帯になるのでここで食事休憩することが多いみたいです。
⑤ 山白浜神社(やましろはまじんじゃ)



御祭神: 表津少童命(うわつわたつみのみこと)
ほぼ、島の南端で、海辺より少し高い場所で、石垣の上にたっていますが、周辺や鳥居前は岩場に囲まれています。鳥居の正面に行くには岩の上を飛ばないといけません。鳥居は本宮厳島神社の大鳥居と同じ両部鳥居でした。
⑥ 須屋浦神社(すやのうらじんじゃ)


御祭神: 上筒男命(うわつつのおのみこと)
島の西側の最初の神社です。砂浜と山の麓の境目辺りにたっていました。
⑦ 御床神社(みとこじんじゃ)



御祭神: 市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)、田心姫命(たごりひめのみこと)、湍津姫命(たぎつひめのみこと)の宗像三女神(御本社と同じ)
島の西側の2つ目の神社です。海沿いの大きな岩の上にたっていました。満ち潮の時は岩の前側は海水で浸かりそうです。石段みたいなものは無かったですが、岩伝いにお社の前まではいけました。
包ヶ浦神社(つつみがうら神社)



御祭神: 塩土翁(しおつちのおぢ)
包ヶ浦海岸の東側の岬の先にたっています。ここは、船でしか行けない神社です。レンズの望遠側で何とか形が分かる位でした。
途中の風景








団体行動なので、山道や岩場では、中々、撮影出来なかったので、海岸線の写真がメインになりましたが、山道、砂浜、岩場、干潟の泥濘、暗闇の中^^;等など、変化に富んだコースです。後半、広大の実験所前から桟橋までは、舗装された歩きやすい道路でしたが、街灯は殆どなく、もう19時台という事で真っ黒な中を1時間歩きました。私も懐中電灯を持っていきましたが、ヘッドライトを用意していた方が多かったので、何とかなりました。
