散歩道: 御建神社(広島県東広島市西条町西条)

 広島県東広島市西条町西条にある「御建神社(みたてじんじゃ)」です。JR西条駅北口から徒歩約4分。安芸国分寺からなら、徒歩9分位です(googleマップ経路情報より)  JR西条駅の北側すぐの場所で実際の道なりに歩くと4分もかかりません。
 神社の入口の標石から拝殿前の石段まで綺麗な参道が続いていて、時期的に左右は綺麗な紅葉もしていて気持ちよく歩いていたのですが、急に車が出て来たのでびっくりしました(^_^;) 途中の石鳥居の左側が駐車場になっている為、標柱から石鳥居の間の参道は自動車が走る為、注意が必要です。

 拝殿を挟んで左側には松尾神社、右側には名称不明な建物が左右対称のように建っていました。
 御由緒書きでは「山城伏見の松尾神社」の分霊を勧請したとされる松尾神社で、特に地元の造酒家に方々の信仰が厚いそうです。(山城伏見の松尾神社となっていましたが、お酒の神様と言うと今は京都の「松尾大社」の事かな?) 
 松尾神社社殿の前の石鳥居の扁額には「御建神社」、石柱には「酒神 松尾神社」と刻まれていました。  

 拝殿の右側には舞台か神楽殿っぽい社殿が建っていましたが、扁額等が無かったので名前が分かりませんでした。後ろ側に小さなお社があったので、そちらが本殿なのか、単独の境内社なのかもわかりませんでした。ただ、社殿前には石鳥居があったので境内社かなと思いますが、石鳥居の扁額は、松尾神社前の鳥居同様に「御建神社」と刻まれていました。

 拝殿の右前側端と左前側端には境内の他の狛犬より少し大きめな狛犬が「天皇陛下御在位五十周年記念」と書かれた台座の上に建っていました。ちゃんと、阿吽の対をなしていましたが、互いに向き合わず両方とも南側を向いていました。作製された年度などは書かれていましたが、向き合っていない事に何か特別な意味があるかどうか不明でした。

 石段上がってすぐの右側に木製の御由緒書きが立っていました(私の参拝時には見逃しました(^^;))

御建神社 御由緒

御祭神: 素戔嗚命、事代主命、市杵島姫命
御由緒:
 慶雲3年(706)諸国に疫病が流行した時、素戔嗚命に祈り疫病が止んだ事から当時の人々が社を建てて祀ったのが当社の起りと伝えられている。もとは西条町字御建に鎮座していたが明治43年10月西条町字北の若宮八幡神社・胡子神社・金崎神社・西条町大地面の大地面神社及びその境内社を御建神社に合併し翌年10月現在地に遷産された。
 大正3年11月の火災の為、神殿が焼失したが翌年より3年をかけて現在の社に再建された。なお当社は旧称を「祇園社四日市次郎丸村にあり」と記されている。
 昭和初年、山城伏見の松尾神社の分霊を境内に勧請し酒都西条の酒の守護神とした摂社松尾神社がある。毎年酒造期の11月には町内の酒造家によって厳粛に祭礼が行われている。

                                 境内の御由緒書きより

 参道の途中の石鳥居の辺りから右の方向に社務所の建物があります。

  御朱印のページへ


参道です。11月だったので紅葉して綺麗でした。石鳥居の左側が駐車場になっていて石鳥居までは自動車も通ります。

境内の右端の狛犬(阿)

境内の右端(東)と左端(西)に立ち、何故かお互いに向かい合わずに阿型・吽型は共に南側を向いてます。

松尾神社

山城伏見の松尾神社の分霊を勧請した酒都西条の酒の守護神として毎年町内の酒造家も方々で祭礼が行われているそうです。

Φ ポケストップがあります・・・・ 御建神社の狛犬、松尾神社、御建神社 鳥居、木村翁銅像古跡之碑
Å ポケモン・ジムがあります・・・御建神社

  

  安芸国分寺 ⇐ (前)   ::   (次) ⇒ JR西条駅

/* クリッカブル用コード */