広島県尾道市因島土生町(旧因島市)にある大山神社です。島の南西部、海岸からは少し離れた場所にあります。急で長い石段を登った上には、大山積大神(本殿)をはじめ自転車神社、 耳明(みみご)神社 、 稲荷神社等の境内内神社、地金神石、縁結びのハート石、干支の石像、七福神宝船など見所が沢山あります。
しまなみ海道で行くと因島から四国方向に2つ目の大三島の「 大山祇神社」よりご分霊を勧請して出来た神社だそうです。
今回は、年末近くに行ったので、神社関係の方々が、年始に備えた準備や掃除をされていました。
主祭神 : 大山積大神(おおやまづみのおおかみ)
相殿神 : 須佐之男命(すさのおのみこと)、 天児屋根命(あめのこやねのみこと)、大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)、事代主神( ことしろぬしのかみ)
摂社 : 耳明神社
境内社 : 大山稲荷神社、花乃宮天満宮、因島石鎚神社
御由緒 : 宝亀4年(773)ご創立と伝えられる因島最古の神社。「日本三代実録」の隠島大神とは当神社のことと伝えられる。
昭和8年には、境内から弥生時代の須恵器・高杯が発掘され、古代祭祀の社と考察される。
江戸時代は広島藩の郡中祈願所として、現在では芸予の島々の総合祈願所として、また、せとうち七福神の本部霊場として「だいこくさん」と「えびすさん」をお祀りし、各地から広く崇敬を集めている。
境内の説明板より抜粋
御祭神 : 和多志大神(わたしおおかみ)
御由緒 : 古く 和多志大神は、人や物を運び、結ぶ力の神として崇められ、交通・運送の神として、また、人と人との御縁を結ぶ力の神として信仰されて参りました。
今日、しまなみ海道は、内外のサイクリストが憧れる聖地となり、自転車神社は、その象徴として崇められています。
ハート型の御縁石は、石を胸高まで持ち上げ、軽く感じれば願いが良く叶い、重く感じれば願いは叶わないと言われています。
境内の案内板より
拝殿の左前の建物の中に授与所があります。境内社やその他展示物等もあり、入って左側が授与所になっていました。巫女さんが常駐されているようで、御朱印を書いて頂きました。
注連柱&石段&石鳥居
入口の石鳥居と石柱はこの画像の左側にあり、石鳥居をくぐって右横にスライドしたらこの画面になります。注連柱、石燈籠、石段、石鳥居と大きくて立派な石のアートが揃っていました。石段の途中には嘉永5年(1852)に奉納された「願掛狛犬」が番していました。
自転車(和多志)神社
古く和多志大神は、人や物を運び、結ぶ力の神として崇められ、交通・運輸の神として、又、人と人との御縁を結ぶ力の神として信仰されて参りました。
今日、しまなみ海道は内外のサイクリストが憧れる聖地となり、自転車神社は、その象徴として崇められています。
境内の説明板より
大山積大神(本殿)
建築土木の守り神として有名な山の神様です。造船や衣食住・勝利開運の神様としても信仰されています。また、大山積大神(おおやまづみおおかみ)様と須佐之男命(すさのおのみこと)様、天児屋根命(あめのこやねのみこと)様が鎮まられている本殿では、様々なご祈祷がされ、日々、氏子祟敬者様の健康や諸願をご奏上しております。
公式ホームページより
大山神社の本殿です。本殿の前側にも末社や石仏など沢山ありますが、本殿の周回コースにも末社や干支の石像などが沢山配されていました。
耳明(みみご)神社
主祭神:天児屋根命(あめのこやねのみこと)、相殿神:藤原泰高命(ふじわらのやすたかのみこと)。
鎌倉時代初期、巻幡氏始祖の藤原泰高が因島に来島し、氏神としてお祀りしたのが始まりと伝えられる。主祭神の天児屋根命は、中臣氏の祖神で、神と人との間を執り持つ役割を担い、最高の知恵の神として信仰される。
耳明神社は「耳明さん」と親しまれ、耳の神さまとして全国からお参りがある。別名「有徳神社」と称され、耳を明るくして、人の言うことを聞くと徳があり、開運や情報の神さまとしても信仰される。
境内の説明板より
七福神宝船
平成7年7月7日開創の「せとうち七福神霊場」の象徴として霊場会本部の大山神社に祀られた。七福石像を祀り、帆柱と帆を配した宝舟としては日本一の規模を誇る。
境内の説明板より
正面からは、もろに逆行になった為、斜めから撮ったので、布袋尊と寿老人が半分御隠れになってしまいました(^_^;)
山ノ神埴山(やまのかみはにやま)
大山神社が鎮座する土生(はぶ)町の由来は、「埴生」が「土生」と変化した呼称と伝わっています。埴土は、埴輪や平瓦の材料として使われ、古代から魔除けの信仰があります。境内の純度の高い赤土をさらい、お祓いを重ね、地鎮祭や凶方位除けの鎮物として使用されています。
境内の説明板より
Φ ポケストップがあります・・・・大山神社忠魂碑、秋葉神社
Å ポケモン・ジムがあります・・・大山神社〜Ooyama Jinjya〜