散歩道: 亀山八幡宮(広島県尾道市西久保町2)

 広島県尾道市西久保町2にある「亀山八幡宮(かめやまはちまんぐう)」です。JR尾道駅から徒歩約19分。西國寺からは南の方向に9分位です(googleマップ経路情報より)  
 地図やネット上では、「久保」が付いたり「八幡神社」だったり、色々な名前が有りますが、神社で頂いたものによると、正式名「亀山八幡宮」、通称「久保八幡神社」との事です。

 尾道は、山と海に挟まれており、平地が少ないので、後から出来た線路や道路で境内が分断された社も幾つかあります。亀山八幡宮の入口、鳥居や随神門は、国道2号線の南側、国道渡って、山陽本線の踏切を渡って、やっと社殿に到着します。(参道の途中で、信号渡る為に遠回りした上に、踏切まで渡らないといけません(^^;) )

 境内には、和霊神社:経営の神、高御倉神社:石工の神、松尾神社:酒造・醸造・販売関係者の守護神、等々、ユニークでピンポイントにご利益の有る境内社も沢山ありました。

亀山八幡宮 御縁起

 御祭神 : 品陀和気命(応神天皇)
       帯中津日子命(仲哀天皇)
       息長帯日売命(神功皇后)
 御縁起 :
 社記によると応神天皇がご即位22年淡路、播磨、小豆島を経てこの地に国見の重厚をされた折り、海辺に卵に似た光輝く石をご覧になり、殊の外ご機嫌麗しく今度は亀のかたちをした小さな丘でお憩みになりました。里人はその跡に祠を建てこの地を聖地として崇め続けたと伝えられています。
 のち平安の代になって、この亀のかたちををした聖地はその由緒をもって京から宇佐八幡宮へ勅使を派遣する際のご参詣及び宿泊地となり、やがて京の男山八幡宮と併せ宇佐の御分霊、ホンダワケノミコト(応神天皇の御神名)ほかを勧請し亀山八幡宮(明治以降の登記は久保八幡神社)へと発展しました。
 棟札写によると仁治元年(1413)に屋根替え、応永20年(1412)再建、その後、火災に罹り消失し、永正14年(1517)再建。また、毛利氏の時に再造し木馬の寄進あり。
 元禄の初めに再び回禄し、元禄5年(1632)に再建。「尾道志稿」によると、古くは境内は広く、浄泉寺本堂前の井戸は当神社の御用水であり、同寺北の寺領の地は当社の御池であったといいます。
 昭和6年に拝殿を改築、社務所を新築。

                         亀山八幡宮で頂いた御縁起書より 

 拝殿前にも案内が出てますが、拝殿の右後ろに、裏門があり、出てすぐのお家が宮司宅でした。色々、案内が出ていたので、インターフォンを押して御朱印をお願い出来ました。境内の外の普通の住宅だと訪問し辛いですよね。
 亀山八幡宮で管理している「八坂神社」と「厳島神社」の御朱印も頂けます。両神社は、亀山八幡宮向かい側にあり、一の鳥居出て真っすぐ南へ100mも無い場所に建っています。

====<< 2023.02.06 追記 >>================
 2023.01.18に再度参拝した所、境内社の松尾神社高御倉神社、管理社の山脇神社(北東方向に徒歩約8分(googleマップより))の御朱印が増えていました。本社・亀山八幡宮の御朱印も直書きで2パターンになっていました。
====================================

   御朱印のページへ


 亀山八幡宮の参道の入口付近です。国道2号線から1本南側の道路沿いにあります

随神門です。このすぐ先が国道2号線。石段登って山陽本線の踏切。更にその先に社殿。

山陽本線の踏切です。渡るとやっと安心して歩ける参道になります。

高御倉神社:石作大連公建眞利根命」、日本で唯一の「石工の神」を祀る神社だそうです

松尾神社:大山咋神・市杵嶋姫神を祀る酒造・醸造・酒類販売等の守護神。酒神様だそうです

「諒即澈」松の大木の祠で、この穴をくぐると願いが叶うとと言われています。


Φ ポケストップがあります・・・・ 久保亀山八幡神社
Å ポケモン・ジムがあります・・・久保亀山八幡神社鳥居

  

  西國寺 ⇐ (前)   ::   (次) ⇒ 浄土寺

/* クリッカブル用コード */