散歩道: 速谷神社 (広島県廿日市市上平良)

 広島県廿日市市上平良にある「速谷神社(はやたにじんじゃ)」です。JR廿日市駅から徒歩約34分(googleマップ経路情報より) 駅から少し離れていますが、道は分かり易かったです。
 大通りからの分岐道のように横に入ると正面に石鳥居がありました。長い参道の先に鐘門、さらに神門があってその先に拝殿がありました。かなり大きな神社です。歴史的にも弘仁2年(811)に登場する由緒ある神社だそうです。
 拝殿の両側から本殿の後ろを通って一周できます。拝殿の右後ろに「稲荷神社」左後ろに「岩木神社」がありました。稲荷神社の少し前に「笑う狛犬」がいました。笑っているような顔をしており、1体のみで対になる狛犬はいませんでした。

速谷神社 御由緒

 当社は平安時代、国家から官幣大社に認められ、朝廷から特別に篤い崇敬を受けました。官幣大社は、中国九州地方には当社しかなく、山陽道八ヶ国でも最高の神格を誇りました。
 当社の歴史は非常に古く、ご鎮座の年代は明らかではありませんが、安芸国の民が大神の恩徳を敬慕し奉斎した創祀千八百年となる古社です。

(皇室からの崇敬)
  平安時代にまとめられた延喜式によれば、当社は名神大社(官幣)に列せられ、延喜式所載の安芸国三社(速谷神社・嚴島神社・多家神社)の中でも格別の待遇を受けました。
瀬戸内海で起こった藤原純友の乱鎮定のご神威に感謝し、朝廷は正四位下の神階を奉りました。
 天皇陛下は平成に入って三度、当社に幣饌料を奉納されています。

(武家からの崇敬)
 室町時代より安芸国桜尾城主だった藤原親実以下歴代の城主、戦国大名の大内義隆、福島正則、毛利元就、さらに広島藩主の浅野光晟以下歴代藩主らが篤く信仰し、神宝社領の寄進や社殿の造営修復を行いました。
 明治時代に新たに定められた制度によって、大正十三年に国幣中社に列格。戦後は、神社本庁所属の別表神社となりました。

                                公式ホームページより

 拝殿の右前に社務所の建物がありました。窓口で御朱印を頂きました。

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