散歩道: 天神社・甚九郎稲荷(岡山県岡山市北区天神町9)

 岡山県岡山市北区天神町9に建っている「天神社・甚九郎稲荷(てんじんしゃ・じんくろういなり)」です。JR岡山駅から徒歩約15分。岡山神社からだと3分位です(googleマップ経路情報より)  
 岡山神社と直線距離では150mも無い位ですが、大きな道を渡ったり、ちょっと奥まった場所だったりで、距離以上の時間は掛かります。googleマップナビだと、反時計回りで西側(社殿に一番近い道路)に案内されますが、此処からは中に入れません。入口は南側の通り沿いにあるので、岡山神社からは時計回りで行った方が近いです。信号待ちが無ければ2,3分程です。

 右側の岡山市立オリエント美術館と左側の神社とは関係無さそうな3階建て位のビル(カフェやキッチン、アトリエ等が入ってるようです)の間に挟まれた細い参道の先に赤鳥居、赤い社殿が建っていました。
 入口の注連柱前に石の狛犬、注連柱入ったすぐに備前焼の狛犬、参道途中、右側に手水舎、境内社と狛狐1体、左側のビルが切れた辺りから、社務所、赤鳥居、社殿、社殿前に2体の狛狐といった配置になっていました。
 最初、参道途中の境内社が天神社かとも思ったのですが、奥の社殿の扁額が「天神社・甚九郎稲荷」となっていたので、違ったようです。注連柱前左側の案内板によると明治40年頃、天神社が建っていた場所が警察署や県会議事堂の建設の為、甚九郎稲荷に合祀されたそうです。どちらの社が格上かわからないのですが、扁額の上側に天神社、下側に甚九郎神社と書かれていたので、「天神社・甚九郎稲荷」と表記させて頂きます。

 御朱印情報の参考にさせて頂いているサイトで「甚九郎稲荷大明神」で登録されていたので、この名前を使っていたのですが、微妙に違う表記が多く、正式な名称が分からないのですが、社殿の扁額や御朱印に書かれている「天神社・甚九郎稲荷」と言う名前を使わせて頂きますね。(先に作成したページ内も訂正しておきます)
 

甚九郎稲荷 御由緒

 その昔、宇喜多家再興のため岡山に潜入した佐久間甚九郎が当地を視察中、多数の暴漢に襲われ危機一髪となったさい、天から霊光燦然と輝き白狐の声が轟き、暴漢どもはその場にひれ伏したので甚九郎は九死に一生を得て危地を脱出することが出来た。
 この白狐は当地に在った稲荷神社のご本尊であろうと、上之町々民(現在の天神町南町を含む)は甚九郎稲荷と言うようになり大切にお祀りして来た。以来上之町に異変がおこるさいは前もって白狐が鳴きこれを町民に知らせると言う。今も上之町に火災など災難がないのも当社のお陰と町民の深い尊敬を集めており上之町の守護神である。
                             注連柱南側の案内板より

 岡山神社の受付授与所で頂けます

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