広島県三次市十日市三次町にある「太歳神社(ださいじんじゃ)」です。JR三次駅から徒歩約31分、法音寺からなら13分位です。(googleマップ経路情報より)
イントネーション次第ではちょっと変な響きになりますが、広島県内でも何ヵ所もありましたが、「大歳神社」から来たとか、この近くに「太才町」と言う地名があり、そこから来たとかの説があるようです。
法音寺から三次本通りを北の方向へ。石畳の道と綺麗な街並み。歩くだけでも気持ちいい通りでした。三次本通りと県道39号線が交わってすぐの所に、太歳神社の鳥居が見えて来ました。
鳥居をくぐって右側に神石と書かれた石碑が立っていました。元々は、神籠石(こうごいし)と言って日向山(現在の比熊山・太歳神社が建っている所)の山頂で祭祀に使われていた石だそうで、お城の礎石、記念碑の台石、他の神社に祀られたりと転々とした後、太歳神社に戻って来たそうです。
石段登ると目の前に拝殿が建っていますが、距離が近いので、私のカメラでは全部入り切らなかったです。
拝殿の左側面の庇の下に古木を使った御由緒書きがありました。鷹とかの猛禽類が翼を広げているようにも見えますが、趣のある御由緒書きでした。
ソメイヨシノとかは、散り始めでちょっと遅かった感じでしたが、太歳神社の境内の桜は綺麗に咲いてました
後から知りましたが、「朝霧の巫女」の舞台となった神社でアニメ聖地なんですね。(アニメ自体は見た事がありませんでしたが) 拝殿前には、「朝霧の巫女」のお守りとが置かれていました。
御祭神 : 木花佐久夜姫毘売命(このはなさくやひめのみこと)
相殿神 : 天津彦彦火瓊々杵尊(あまつひこひこほのににぎのみこと)
大山祇神(おおやまづみのかみ)
御由緒 :
大同3年(808)12月15日、出雲国神門郡青柳郷(青谷木里)吹上島より勧請と伝える。その後、領主の三吉家の尊敬篤く、家臣上里越後守光守を祝師として奉祀する。永禄年中(1558-70)三吉豊重公、社殿を再建す。天正13年(1585)8月、三吉新兵衛、自ら御神像を作り奉る。三吉家の滅亡後、福島正則太守となり、尾関石見守正勝公、当神社を尊崇す。福島氏の後は浅野長治公、三次に入封し、当社を崇敬し社殿を修復す。万治元年(1658)社殿消失し、その後に再建された。
拝殿前に置かれていたパンフレットより
境内には社務所らしき建物はありませんでした。備後國二之宮 知波夜比古神社や鷺神社みたいに連絡先の電話番号や宮司宅への地図もありませんでした。
今までの例から、参道の右側にある住宅が宮司宅と予想して近くまで行ってみましたが、神社や社務所を思わせる看板等もありませんでした。宮司さんの姓も分からないままですが、お訪ねしようとインターフォンに近づくと、又もや、柴犬が番をしてました (・o・;) 宮司宅であるとの確信も無かったので諦めました。(しかし、インターフォンの下に番犬を置くのは……ヤメテ (;_;) )
Φ ポケストップがあります・・・・ 太歳宮 本殿
Å ポケモン・ジムがあります・・・太歳神社鳥居
法音寺 ⇐ (前) :: (次) ⇒ 鳳源寺