散歩道: 塩屋神社 (広島県広島市佐伯区海老山町)

 広島県広島市佐伯区海老山町にある「塩屋(しおや)神社」です。JR五日市駅・広電五日市駅から徒歩約10分(googleマップ経路情報より)
 良縁を結んで下さる神さまをお祀りしていて、境内にも「良縁の石」「導きの石」「腰掛石」「恋文の玉」等々、お祈りするアイテムが沢山揃っていました。

塩屋神社 御由緒

主神  : 猿田彦神
相殿  : 塩土老翁神
御由緒 : 
 塩屋神社の神さまの歴史は、遠く神代に及びます。天上界の高天原という所で、天照大神が孫の邇邇芸命を呼び寄せて、「下界に見えるあの豊葦原の水穂国は、おまえが治める国であるぞ」と言いつけました。日本書紀によると179万6千年前にあたりますが、その時に邇邇芸命を道案内したのが塩屋神社の主神、猿田彦神さまです。
 猿田彦神さまは、物事の始めに災いを祓い、最も良い方へと縁をつながれる縁結びの神とされるのはこの故事によるのです。もうお一人の塩土老翁の神さまは、海幸彦山幸彦の神話に登場しますが、慈愛溢れる神さまで、人の不幸や悩みに救いの手を差し伸べ、良縁を結ばれる神さまです。
 塩屋神社の歴史は古く、 厳島神社の摂社として推古天皇六百二十年頃に建てられたと伝えられますから、平成三十二年には御鎮座一千四百年を迎えることになります。
ご神徳の一つ「良縁」は、良い結婚相手を得ることもその一つですが、しかし縁ということは結婚だけではありません。良い友にめぐりあうこと。良い仕事にめぐりあうこと。良い上司も、健康も、土地も良い縁がなければうまくいかないものです。いろんなめぐりあいの縁を大切に育てることによって、人として生まれてきた幸いを手にすることが出来るのです。私たちも、皆さまをお迎えして神明に奉仕することができる縁に、喜びと感謝をいたしております。

                                  境内の案内板より

 拝殿の右側に社務所・授与所の建物があります。そちらで御朱印を頂く事ができました。

  御朱印のページへ

良縁の石と恋文の玉

良縁の石 : 海の中の龍宮御殿から帰ってこられた日子穂穂手見の神さまが上陸したという伝承地の海岸の石です。
          公式ホームページより

恋文の玉 : 赤玉は緒さへ光れど白玉の君が装し貴くありけり (豊玉姫命が日子穂穂出見命に あてて書いた日本最古のラブレターと言われています。
            境内の掲示板より
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 良縁の石は「切麻」という小さい紙片を落として石の穴に入れば良縁に恵まれるそうです。
 恋文の玉は、小さい玉の中に願いを書いた紙を入れて大きな紅白の玉の中に納めると願いが叶うそうです。

導き石(開運盤)

① 願い事を1つ決めて、「艮(うしとら)」の位置に立ちます。
② 自分の干支に触れてから東南西北に時計回りします。
③ 「艮」の位置に戻ってから、「導」に触れます。
            境内の案内板より
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 凄く御利益がありそうですが、自分の干支を干支漢字で覚えておかないといけませんね。
 8角形でそれぞれ3つの24文字。干支と方位の難しい文字が並んでいると、お願い事を決める前に、頭を抱えそう(^_^;)
          

龍宮神社

 塩屋神社の摂社で、主神:豊玉姫命、相殿:玉依姫命。
  豊玉姫の神 と 玉依姫の神 は龍宮御殿の乙姫様で知られています。御神徳は「恋愛」「良縁」「幸福」「安産」に導かれる神です。
          公式ホームページより
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 拝殿の右側の奥にあります。良縁の石や恋文の玉が目の前にあり、見所が集中していました。

湯蓋道空神社

 塩屋神社の末社で、主神:湯蓋道空神。
  湯蓋道空神は、漁を獲ることが主な仕事でした。ある日沖にキラキラ光る波を見つけて汲み入れると、ただちにお金持ちとなり地位や名誉を得ました。その後は神さまへの恩返しとして世のため人のためにつくされました。あらゆる可能性に道を開かれる神さまです。
          公式ホームページより
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 拝殿の左側、道路を挟んだ駐車場の中にありました。あまのじゃく伝説の説明や独特の御参りの仕方などの説明がされていました。

Φ ポケストップがあります・・・・龍宮神社、湯蓋道空神社
Å ポケモン・ジムがあります・・・塩屋神社

  

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