散歩道: 碇神社 (広島県広島市中区白島九軒町) 二葉の里歴史の散歩道(E)

碇神社
碇神社

 広島県広島市中区白島九軒町にある「碇神社」です。二葉の里歴史の散歩道の4番目の目的地になります。
 昔はこの周辺は海で大岩礁があって難破する船が多かった事で地と海の神を祀ったのが起源だそうです。6車線もある大通りに面してますが、参道を進むと静かになって来ました。境内はそんなに広くは無いけど、2組の石鳥居と狛犬、碇石跡、稲荷神社、被爆樹木のタブノキ等、見所は沢山ありました。
 二葉の里歴史の散歩道のパンフによると連絡先が広島東照宮になっていました。関係があるのか? たまたま管理している人が同じなのか?

碇神社の由緒

 白島地域の氏神社で、大綿津見神(海の神様)が祀られています。奈良時代の頃にこの地に祀られたと伝わり、城下町最古の神社と考証されます。
 当時この辺りは海辺で、往来の船が碇を降ろし、航海の安全を祈ったことから碇神社と呼ばれるようになりました。
    公式facebook より

 御朱印は東区二葉の里にある広島東照宮で頂く事ができました。  (2020.02.20 追記)

   御朱印のページへ

入口付近

入口付近
入口付近

 6車線もある県道37号線に歩道を挟んで面しています。玉垣があってすぐ傍に注連柱が立っていました。右側の端に「碇神社」と書かれた石柱があるのですが、前の案内板や玉垣と近い為、殆ど見えない状態でした。奥には石鳥居が2つと狛犬が2組(ここから奥の狛犬は影に隠れて見えにくいです。

拝殿

拝殿
拝殿

『祭神 大綿津見神(オオワタツミノカミ)
 古くは箱島明神とも称す
 創建は奈良朝時代初期(約1250年前) 此の地其の昔海辺なりし頃、当碇神社の社辺に大岩盤在り、太古よりしばしば船が難破せし為、地と海の神を鎮祭し奉ることに始まる。したがって当広島に於ける最古の氏神と考証される 』
      入口の 説明板より

本殿

本殿
本殿

 拝殿の後ろにある本殿です。建て直してそんなに経っていないのか、近代的で綺麗な建物でした。
 本殿のすぐ後ろは、道路になっていました。

狛犬(阿)

狛犬(阿)
狛犬(阿)

 参道の中程にある1つ目の石鳥居の前にある狛犬(阿)です。ここと拝殿前の2組の狛犬がいました。
 拝殿前の狛犬は歴史を感じる狛犬で、ここのは新しく綺麗な狛犬でした。

正一位丹波稲荷大明神

正一位丹波稲荷大明神
正一位丹波稲荷大明神

 社殿の右側奥にありました「正一位丹波稲荷大明神」です。赤鳥居の並んだ奥に小さなお社が建っていました。鳥居は小さいですが腰を屈めると通れる大きさでした。

伝承 碇石跡

伝承 碇石跡
伝承 碇石跡

 境内にあった由緒を説明した案内板に「広島城築城前のまだこの地が青海原であった頃、ここへ他国船が来て碇を下した」との記述があったので、その時の碇の跡かなと思いました。

Å ポケモン・ジムがあります・・・碇神社

  

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