因島水軍祭りは、6月に「島まつり」、8月の後半に「火まつり」「海まつり」の3部で構成されています。
商船などを警護する警護衆と言われる小早隊が無事任務を果たして帰還したことを島人が喜んで 跳楽舞を踊ります。
また、聖なる火から、篝火に点火したり、大松明に点火後、練り回します。聖なる火で清められた砂浜に松明を持った武者が陣を張ったり、松明に照らされた小早が接岸したりのデモンストレーションを見せてくれます。
「火まつり」の会場となるのは「しまなみビーチ」で隣の「 因島アメニティ公園 」には屋台の出店が並び賑わいます。
海の豊饒(ほうじょう) 太鼓
海の豊饒(ほうじょう) 太鼓の演舞です。2019年度は、5チームが参加して演舞を披露しました。
ほむら武者登場 ~ 篝火点火
因島村上水軍の菩提寺である金蓮寺(こんれんじ) から「聖なる火」を運んで来て篝火に点火します。
跳楽舞はねくらべ」コンテスト
武者が無事帰還した事を喜んで島人が踊ったと言う「 跳楽舞 」の 「跳楽舞はねくらべ」コンテストです。
多分同じリズムだと思うのですが、太鼓のお囃子に合わせて団体で創作ダンスを踊るもので、必ず「エイ・エイ・オー」の掛け声が入ります。
大松明入陣・練り回し
篝火から松明に、松明から大松明に点火して、 大松明入陣・練り回し します。火の点いた大松明を振り回したり、火の点いた球にロープを付けて回したり、火の舞のようで迫力満点です。
本陣入陣・陣形披露
松明を持った100人位の武者が本陣に入陣して「鶴翼の陣」とか「魚鱗の陣」とか掛け声に合わせて武者が陣を組んだり、行列を作って行進したり等のデモンストレーションを行います。
大筒花火
会場のしまなみビーチの沖合に船を配置して花火を打ち上げます。距離が近いので目の前で大きな大輪と爆音を体験できます。
花火の後、 「因島村上水軍陣太鼓」の演舞、「 跳楽舞はねくらべ」の表彰式 と大賞チームの再演した後、 「跳楽舞 総踊り」で参加チームや見学者など皆が集まって輪になって踊り、21時半頃に「火まつり」が終了しました。
因島島内各地への無料送迎バス、会場からちょっと離れた所にある臨時駐車場へのシャトルバスや臨時の尾道方面へのバスなどが準備されてますので、行き帰りには便利です。(有料バスと無料バスがありますのでご確認下さい)