火王宮 (大分県大分市浜の市)

 大分県大分市浜の市に建っている「火王宮(ひのうぐう)」です。JR西大分駅から徒歩約3分ほどです。(googleマップ経路情報より)  
 大分駅から西大分駅まではJRで3分程です。本日は、ちょっと欲張ったスケジュール(^^;)の為、朝7時前の電車で西大分駅へ向かいました。「火王宮は御朱印が置かれている」次の「柞原八幡宮までは歩いて1時間かかる」などの条件で柞原八幡宮に9時過ぎに着く計算でスタートしました。

 西大分駅出てすぐ左の道一本真っすぐで到着します。道路と川に囲まれた場所で、緑はあるものの林などで囲まれた場所ではなく、開かれた場所でした。
 境内は結構広く、提灯の門みたいなオブジェ(合格門)、お城や神社の模型、天狗の面、龍の置物、御神輿等など沢山置かれてました。御神輿はビニールで覆われていました。

 柞原八幡宮の仮宮(お旅所)と言われてます。仮宮・お旅所は「神社の祭礼で神様が巡行する際に、一時的に休憩または宿泊する場」とされています。
 拝殿の右側の方には、火王宮の社殿よりもはるかに大きな由原八幡宮の社殿がたっていて、この由原八幡宮が柞原八幡宮の仮宮(お旅所)になるようです。何でも昔は「由原」の字が使われていて「柞原」になったのは明治からと言われています。その関係で、仮宮の方は「由原」が使われているのかな?
 9月に柞原八幡宮の仲秋祭・浜の市で、柞原八幡宮から神様が神輿に乗って火王宮に来られるそうです。江戸時代、この辺り「浜の市」は日本三大市の1つとされるほど賑やかだったようです。
 由原八幡宮の隣には松坂大神のお社。大分駅の南の方、古国府駅近くにある松坂神社のお旅所になるそうです。
 火王宮の左側には生石大明神(いくしだいみょうじん)がありました。昔、大きな岩盤があって、傷をつけると血のような赤い水が出たと言われ、生きている石で「生石(いくし)」と言う言葉が出来、この辺りの地名になったそうです。提灯の後ろに小さな祠に挟まれて真ん中に石が祀られてました。
 火王宮の右ちょっと奥には武内宿禰(善神王)の仮宮(お旅所)のお社がたっていました。

 御祭神の説明はありましたが、御由緒等の説明は無かったと思ったのですが、他の方の情報によると張り紙があったそうで、もしかしたら、お賽銭箱の上にあった小さな字で書かれていた張り紙がそうだったのかも?(小さすぎて読めませんでした(^^;))
 承和4年(837)光を放つ火石が海中より出現。金亀和尚(宇佐神宮を勧請して柞原八幡宮を建立した人)の夢に出てきたの武内宿禰(善神王)のお告げで、火石を御神体としたのが火王宮の始まりだそうです。
 
 火王宮だけでなく、境内社それぞれに、御由緒や言われがあり、繋げると一つの物語になりそうな気がしました。(誰か纏めてくれないですかねぇ~(^_^))


 拝殿前のお賽銭箱の右側の引き出しの中に書置きの御朱印が置かれていました。


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