
秋田県大館市字大館24に建っている「鳳凰山 玉林寺(ぎょくりんじ)」です。JR大館駅から徒歩約32分。JR東大館駅からだと10分位です。蓮荘寺からだと4分位です(googleマップ経路情報より) 秋田三十三観音霊場の第31番札所で曹洞宗のお寺です。
googleマップナビだと北西側に案内されます。入口は北側にありますが、蓮荘寺から行くと、入り口を通り越して北西側に連れて行かれます。入口付近には山門は無く石柱が立っているだけなので見落とさないようにして下さい。
入口入って少し先を右側に曲がると山門が見えます(入口からは見えません) 大きな2階建てで存在感がありました。鐘は見えませんが、二階の窓が鐘の形をしていたので、最初は鐘楼門かと思いました。門をくぐろうとしたら、金剛力士像がたっていたので、仁王門のようです。鐘楼は入口近くにあったので、仁王門の2階に鐘があるかは未確認です。
本堂の外側には、山号の「鳳凰山」と書かれた扁額が掲げられていました。木の年輪を生かした木版に金色の特徴ある自体の文字で書かれていました。また周りを鳳凰が囲むような細かい彫刻が施されていて存在感抜群でした。
本堂の内側にも「玉林寺」と書かれた扁額が掲げられていました。こちらも、年輪を生かした木板の上に金色の文字で書かれており、周辺は複数の龍が囲んでいる細かい彫刻がなされていて、こちらも、なかなか見ごたえのある扁額でした(見ようによっては、龍以外にも隠れているようにも見えます) 獅子の額受けの上にのっているのも珍しいような(今まで意識して来なかったので獅子の額受けがあったかどうはの記憶も無いのですが(^^;))
参拝した時は気が付かなかったのですが、後で写真を見返すと仁王門の手前の右側、「しだれ桂」の案内板の横に黒い石板に彫られた御由緒書きが有ることに気が付きました。石碑や木に囲まれたうす暗い場所にある黒い石板なので見落としていました(^_^;)
今から約450年前「大永七年」西暦1527年」当時比内領主として、この地方を支配していた豪族浅利典市則頼が、その居城 鳳凰山の麓に一字(寺)を建立し、松原補陀寺の九世草庵守瑞禅師を請して、開祖とし浅利一族の菩提寺とした。数年後、東館村獨鈷の本城下和田山に移転(慶長七年西「暦1602年」現地に再移転した。
その後寛永十七年、寛文年間、延宝四年、文化三年、大正八年等の大火に類焼(昭和六年九月現在の建築「本堂」となった。更に鐘楼堂、山門などを造営し、昭和四十二年、時代の要望に應じて現在の庫裡を完成した。
浅利一族の沒落後は一切の支配勢力を結ばず、専ら庶民の信仰を得て今日に至っている。
參考
宗教団体法による法人たる 宗教団体となり 宗教法人令による宗教法人なり、現住職は 玉林寺 第二十六世なり
境内の御由緒書きより
本堂の右側に庫裏・社務所がありました。お訪ねして御朱印をお願いすると、本堂の右側から中に入らせてくれました。















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玉林寺参拝の後、お留守だった蓮荘寺に再度伺った後、JR大館駅に戻りました。この場合もJR東大館駅の方が断然近かったのを後で知り、ショックです(^_^;)
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