熊本県熊本市西区春日1に建っている「北岡神社(きたおかじんじゃ)」です。JR熊本駅から徒歩約16分。(googleマップ経路情報より)
ナビに従って行くと南側の入口に着きました。駐車場の中を通り、車の出入りもあったので、また、裏参道に案内されたかと思いましたが、石鳥居、石段、楼門と見え、こちらが表参道だったと分かりました。石段の両サイドに大きな楠木が立っていて「厄除けの夫婦楠」、楼門の内側にも「宝授の大楠」等の大きな楠木が立っていました。
楼門くぐった正面が社務所で、社務所前で右に曲がって石段を登ると左側に社殿が建っていました。
御祭神: 健速須盞嗚尊、奇稲田姫命、 八柱御子神
当神社は承平四年(九三四) 第六十一代朱雀天皇の御代に、武勇名高い藤原保昌が肥後国司として下向された際、凶徒の叛乱と疫病の流行を鎮めるために京都の祇園社(八坂神社)の御分霊を勧請し、飽託郡湯原(現二本木五丁目)に府中の鎮護として創建されたのが始まりとされ、当地でも祇園社、祇園宮と尊称されていました。
北岡神社で頂いたパンフレットより抜粋
楼門くぐってほぼ正面に社務所がありました。境内図によると拝殿の前にも授与所がありましたが、こちらは普段は使われていない?感じでした。
北岡神社は、大きな楠が多くありました。入口の石段の両側にも、樹齢1000年で、高さが20m~25m位の2本の楠(右側に雄楠、左側に雌楠)が立っています(大き過ぎてカメラには納まりきれませんでした)後から知りましたが、夫婦楠には、茅の輪くぐりみたいに、専用のお参りの仕方があるようです。(石鳥居の右側の足元に案内があります(これも見逃してました) 興味があれば 北岡神社ホームペーシ: 夫婦楠の参拝の仕方
境内にはまだ多くの大きな楠が立っています。
狛犬は神社やその地域によっても特徴があります。熊本で最初に見た狛犬でしたが「ずんぐりむっくり」って感じました。この後、見た狛犬も、その傾向があったように思いました(あくまでも私個人の意見ですが)
御祭神「健速須盞嗚尊」と聞いたような知らないようなお名前ですが、一般的に言われている「須佐之男命・須盞嗚尊(スサノオノミコト)」のようです(表記する漢字も沢山ありますね)
奇稲田姫命は健速須盞嗚尊の奥様。八柱御子神は2神様の御子たちのようです。
拝殿の右側前辺りに現代的でまだ新しそうな社殿がありました。建物前の石板によると、舞殿になるようで、平成28年の熊本大地震で被災した神楽殿の代替施設として新たに復興再建されたそうです。
拝殿の右側に本社になる京都の八坂神社の遥拝所がある他、拝殿、神殿(本殿)のすぐ左側のエリアと拝殿の右斜め前(境内の南東側の端)のエリアに多くの摂末社が集中して建っています。
神殿の左側 : 疫神社、京国司神社、國造神社、阿蘇神社、久末荒神社
境内の南東端: 宮地嶽神社、菅原神社、新宮神社、稲荷神社、護町神社
楼門の左側 : 久木神社
Φ ポケストップがあります・・・・ 新宮神社、北岡神社 本殿
Å ポケモン・ジムがあります・・・北岡神社 鳥居
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