山口県山口市香山町7に建っている「保寧山 瑠璃光寺(るりこうじ)」です。JR山口駅から徒歩約34分。JR上山口駅からだと27分位です。洞春寺からなら、6分位です。(googleマップ経路情報より) 五重塔で有名な観光名所です。曹洞宗のお寺です。
洞春寺のすぐ隣のエリアですが、洞春寺の静かなエリアに対して香山公園、瑠璃光寺のエリアは、観光客で賑やかなエリアです。ただ、今回(2023年9月)は、令和の大改修中で五重塔が見えなくなっている為か、人はまばらでした。
1. 本山…永平寺(福井)と総持寺(横浜)
山口 曹洞宗 瑠璃光寺
2. 沿革…室町時代(文明三年)一四七一年建立。陶氏六代・弘房公(大內氏第一重臣)の菩提寺。 応仁の乱で戦死した夫・弘房の菩提を弔うため、夫人(妙栄大姉)が建立。
山号は保寧山。薬師瑠璃光如来を本尊とし、開山は大庵須益大和尚。中国三山の一つ といわれ、江戸末期まで僧禄司の要職を務めた。又、本山に次ぐ常恒会地という寺格を有し、全国常恒会一六ヵ寺の中に入る格式を与えられていた。
境内には長寿薬師如来、一畑薬師(眼の佛様) 山口分院、身代わり地蔵尊、ガン・ぼけ封じの水掛け地蔵尊、金比羅大権現をお祀りしております。
3.国宝五重塔 (完成は嘉吉二年・一四四二年)
二五代・大内義弘公が、応永の乱で戦死したため、弟の盛見公(もりはる)が兄の菩提を 弔うため塔を建立。塔の高さは三一・二m。屋根は檜皮葺(ひわだぶき)で優雅な姿を 池に写し、奈良の法隆寺、京都の醍醐寺とともに日本三名塔の一つといわれています。
4.瑠璃光寺資料館
寺宝と全国の五重塔の模型を展示。公開されてない塔の内陣、その他をビデオで分かりやすく説明しております。
瑠璃光寺で頂いたパンフレットより
本堂の左側に授与所があり、窓口の横に「受付」と書かれた大きな看板が掲げられていました。
通常の御朱印以外にも、限定タイプや五重塔修復支援タイプ等、数種類がありました。
山門くぐると、左側に慈母観音像、右側に五重塔の石像、階段前の左側には身代り地蔵、右側には後生車が配置され、石段登ると正面に本堂(本尊:薬師如来)、本堂の右側には長寿薬師如来堂、本堂の左側には社務所・授与所等が建っていました。
見切り地蔵(身代り地蔵)…悪い因縁、病気、縁談、不幸等に見切りを付けたいと願う人々のため に身代りなってくれると言われている。
後生車(ごしょうぐるま)・・・生前の罪過を懺悔し善行を約束し「南無釈迦牟尼佛(ナムシャカムニブツ)」と唱えながら、後生車を回し閻魔大王にお願いすると罪過が浄化されると言われている。
香山公園です。瑠璃光寺の周辺ですが、瑠璃光寺自体も公園内にあります。前回来た時は、観光客で賑やかだったのですが、今回は、約70年ぶりの令和の大改修という事で、五重塔が改修中で全然見えない状態だったので、閑散としてました。
瑠璃光寺の右側に五重塔や庭園、左側は萩藩主(毛利本家)の墓所がある香山墓所や忠魂碑、うぐいす張りの石畳等があります。
Φ ポケストップがあります・・・・金毘羅様、 山口/瑠璃光寺/五重塔(裏 その他多数
Å ポケモン・ジムがあります・・・瑠璃光寺 本堂、瑠璃光寺五重塔、忠魂碑