広島県安芸郡府中町石井城にある「北谷山 鵜上寺(うじょうじ)」です。曹洞宗のお寺で広島新四国八十八ケ所霊場の第30番霊場です。JR天神川駅から徒歩約24分、田所明神社からなら4分位です。(googleマップ経路情報より)
狭い路地が入り組んだ住宅街で坂道の途中で石垣の上に建っていました。遠目に見ると普通の住宅に見えます。
地区の集会場にもなっているようで正面の左側の柱には「石井城上集会所」との表札も掛けられていてそこから左側には、スケジュールボードや白板が幾つか置かれていました。右側見るとお寺、左側を見ると集会場って感じでした。
海岸線からはかなり離れていると思いましたが、昔はこの辺りは海岸に近く、海鵜が多かった事から、お寺の名前に「鵜」が付いてるのには驚きです。ほんとに広島市周辺って干拓と埋立で出来ているんですね。
延喜年間に創立せられた惣社大明神の本地仏を、当地の名族藪之内家の先祖が、勧請したものである。
明治15年政府によって寺社の廃合整理が行われた際、当寺も危く廃寺の運命におかれたが、藪内家の子孫藪内直吉氏、長福寺住職南山遷外和尚、府中村長西尾生一郎氏の3者がその存置方を時の県令千田貞暁氏に願い出て聴きとどけられ廃寺を免れて今日に至ったものである。
鵜上寺というは往古このあたりは海に近く、海鵜がこの台地に住み着いていた因縁によるものである。当寺の下の原田邸には屋敷神として鵜がまつられている。
本堂前の説明板より
(★ 表記が無かったのですが、延喜年間は 西暦で901年から923年 のようです)
本堂入口の左側に半透明のケースの中に大小2サイズの御朱印が置かれていました。
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