散歩道: 首無地蔵(広島県府中市出口町)

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 広島県府中市出口町にある「首無地蔵(くびなしじぞう)」です。JR府中駅から徒歩約18分、府中八幡神社からなら12分位です。(googleマップ経路情報より)
 お地蔵様なので「寺院」に分類しましたが、特には、お寺とか寺院ではないようです。
 本堂に当たるのか、大きな赤提灯を下げた集会場みたいに左右にベンチを並べたエリアの先に小さな地蔵堂があり、首から上が欠けたお地蔵様が鎮座されていました。
 お地蔵様を撫でながら拝むようですが、正面からだと手が届きそうもないので、諦めてそのまま手を合わせて拝みました。実際は、横に回れば手が届くんですね(その位の知恵も無いとは…(^_^;) )

 この辺りでは有名な観光地のようで、周辺にお土産屋さんがありました。御朱印巡りしてて、専属のお土産屋さんがある所も珍しかったです。
 入口前に「府中八幡神社まで200m」との案内板がありました。最初の鳥居まででも、その倍以上は有りそうでしたが、元々、参道入口がもっと手前から始まっていたのかな? (googleマップで計ると首無地蔵ー府中八幡神社・拝殿前まで、750m位あります。)

首無地蔵菩薩発掘の地

 昔はこの付近は水田でありこの市道も巾約30センチ位の畦道であった。
 何時頃からかこの場所より約30米下手の畦道のほとりに首の無いお地蔵様が祀ってあり、子供の歯痛を治しておられた。
 昭和45年頃この市道拡張工事が行われ、お地蔵様は不要の石とともに畑の隅(現在地)へ押し上げられ長い間埋れておられた。
 昭和52年5月18日未明、府中市出口町に住む東寿男氏の夢枕にお地蔵様が立たれ
「掘り起こして祀れば願いごとがかなえられる」とのお告げがあった。
 その日東氏は石を取り除いてお地蔵様を発見し、有志相はかりてこの案内板の真後に須屋をたて毎月18日に御祭をするようになった。
 それ以後お陰を載くものが続出し参拝者が多く、ために場所が狭くなり50米上手の現在のお堂に移し祀っている。

                 首無地蔵から少し南に下った道路わきの説明板より

 入口入って右側に授与所があります。御朱印をお願いすると「御朱印はありません」と言われますが、書置きの御朱印を出して下さいます。(御朱印の定義が違うのか?) 無料で初穂料は受け取って無いとの事でしたので、お賽銭箱に納めて来ました。

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