散歩道：　西方寺（広島県竹原市本町3）

　広島県竹原市本町にある「引接山西方寺（さいほうじ）」です。浄土宗のお寺です。ＪＲ竹原駅から徒歩約13分、照蓮寺からなら３分位です。（googleマップ経路情報より）　町並み保存地区の本町通りの中央辺りから北東方向の小さな路地に入って行った先に建っていました。
　曲がる路地さえ間違わなければ問題無いですが、小さな路地なので、分かれ道がある度に覗いた方がいいかもしれません。右側は駐車場になってるので広くも見えますが、道自体は狭く、その先に長い石段とお城のような石垣が見えてきます。
　
　山門くぐるとやや右側に本堂、本堂の右側に庫裏がありその前に、木造十一面観世音菩薩立像を安置した守護堂と鐘楼、更にその先に上に行く石段があります。石段の途中に岩の割れ目の中にお堂（籠堂？）、更にその上には、京都清水寺の舞台を朱塗りにして小さくしたような普明閣が建っていました。

　境内に説明等が無かったのですが、元々、この場所には妙法寺という禅寺があったところ、慶長7年（1602）に火災で焼失、翌年、田中町にあった禅寺がこの地に移り、浄土宗に改宗して開山したようです。

　本堂前のお賽銭箱の所に、御朱印が入ったケースが３つ並べて置かれていて、その横に日付用のスタンプが入ったケースが置かれていました。「阿弥陀如来（？）」「普明閣」「法然上人」の3種類。
　日付用スタンプ、ダイヤルを回して文字や数字を揃えるタイプですが、小さい上に漢数字。試し押ししても良く見えないし、波打つ形で、真っすぐに押すのは難しいかもです(^_^;)

　　　　御朱印のページへ