広島県福山市鞆町 にある「正覺山 静観寺(せいかんじ)」です。JR福山駅から鞆港までバスで約30分。その後、各社は殆どが隣り合ってるような近さなので、所要時間は省略します。
鞆の町の西側(山側)の南北に沿って寺院が集中している通りがあります。正式名が有るのか無いのかも分かりませんので、勝手に「古寺通り」と呼ばせて貰います。
法宣寺のすぐ隣で通り沿いですが、山門をくぐると急に静かで別の世界に入ったような感じでした。
鞆の浦では、猫の姿を良く見かけますが、のんびりした感じで、かなり近くに近づいても逃げませんでした。町の人や観光客にも愛されているんでしょうね。静観寺の境内でも、のんびりしてました。
今の雰囲気とは違って、5回も火災にあって来たという大変な歴史があったそうですが、命脈を保ち、現在に至るそうです。鞆の浦でも最古のお寺だそうです。
静観寺は平安時代の大同元年(西暦806年)に伝教大師最澄により開創されたお寺です。長い歴史(1200年)の間、5度ほど火災で灰燼に化した記録が残っています。
途中室町時代1308年に臨済宗のお寺に転宗しました。その折りより極彩色の地蔵尊を本尊としてお祀りしております。江戸時代中期5度目の火災のおり、火の廻りがあまりにも早く、住職が本尊を持ち出せず、鎮火の後、焼失した本堂を眺め涙ながらに悲嘆〇〇れて、ふと山門を見上げると脇の松の大木の天辺に御本尊のお地蔵様が乗っかって居られるではないですか。
その後、災難を免れ、いろいろな願い事を聞いてくださる仏様として今日まで多くの全難易度の信仰があります。
境内の説明板より
一部読めない箇所がありました(○の部分)
本堂の左側に庫裏の前では、しっかりと、お猫様が留守番をされてました。
Φ ポケストップがあります・・・・
Å ポケモン・ジムがあります・・・
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