広島県広島市安佐南区安東にある「二ノ宮八幡神社」です。車道からは石鳥居や社殿が見えません。車道から東方向に山に登るような細い道に入り少し進んで左に90度曲がると石段と石鳥居が見えてきます。googleナビの地図にも現在、車道から入る道が乗っていないので注意が必要です。
明治12年(1879)の安村神社記録によりますと昔南部兵庫之介が大鳥田に在城の時、字迫谷に八幡太郎義家を勧請して産土の神として祀ったのが最初とされています。
祭神は品陀和気命(応神天皇)となっています。何時の時代か不明ですが南部一族が没落したのち、この地の総氏神として祀り地名を広く南部山と改称しました。
もとは相田村下相田、大町村麦田、川尻など三郷の総氏神様でもあったそうですが、天文年間(1532~1554)大町村麦田山に新たに社殿が造営され、二ノ宮社より八幡大社が勧請され同地の氏神としたため、氏子もこの時から分離したそうです。
大永3年(1523)大雨による山津波のため社殿や樹木が押し流され時森という地に鎮座しましたが嘉永3年(1850)強風のため境内にあった大杉や櫻などの大樹がことごとく倒れるという被害を出しました。このため郷人恐れてこの杉をもって同年、今の地に社殿を再建したと言われています。
社殿は明治24年(1891)改築され、また昭和3年に修復されています。平成3年(1991)の台風19号で本殿などの被害を受け修復され、最近では平成17年(2005)に本殿の改修が行われ、屋根は新しい銅板に葺き替えとなりました。
祭礼は10月の第一土日となっています。
境内の説明板より
石段と石鳥居
石段は何段階に分かれていました。石鳥居までは急でしたがその先は緩やかでした。
拝殿内部
拝殿の内部です。絵画の奉納額だけでなく、木で作った龍や般若のお面など立体的なものも奉納されていました。
本殿
明治24年に改築され、災害で何度か修復され後、最近では平成17年(2005)に改修された本殿です。屋根が写ってないですが、新しい銅板に葺き替えられたそうです。
石鳥居前の石灯籠
石鳥居の前右側にある石燈籠です。全体の数は多くは無いですが、二ノ宮八幡神社には、色々な場所に、色々な形をした石燈籠がありました。
Φ ポケストップがあります・・・・
Å ポケモン・ジムがあります・・・二宮八幡神社、二ノ宮八幡神社
恐らく、石鳥居と社殿の位置の2か所