広島県広島市東区にある「聖光寺」です。JR広島駅から徒歩で10分ちょっと位です。「七福神巡り」の1つ目の目的地です。
「二葉の里歴史の散歩道」と言う事でモデルコースの地図や各神社仏閣の前には説明板とかが整備されていました。 「七福神巡り」は 「二葉の里歴史の散歩道」の中に含まれているので、回るのは楽でした。
聖光寺内には「聖光寺本堂」、「増輝稲荷神社」、「聖光観音」など複数の神社仏閣がありました。それ以外にも「四国八十八ケ所霊場」「十六大阿羅漢尊者」「大石内蔵助父子の供養墓」等の建物から、盆栽みたいな松の木、ミニ山水、枯山水等様々な庭園等々、沢山の見所がありました。
正式名は「洞景山・聖光寺」で広島県下唯一の曹洞宗大本山總持寺元輪番地です。応永元年(1394)賀茂郡豊栄町に、”悦堂常喜禅師”を開山として開創。七堂伽藍を配し、塔司12ケ寺を擁する大寺院でした。2度の火災と昭和20年の原爆で焼失後、現在地にあった瑞川寺と合併して現在の「聖光寺」に繋がっています。
御本尊は十一面観世音菩薩です。 案内板より要約抜粋
山門
「廣島山」の扁額を掲げた新しい建築と思える山門です。
「不許葷酒入山門」と書かれた 戒壇石がありました。「修行の妨げになるもの(酒、ネギ等臭気の強いもの)を食べて山門に入ることは許さない」と言う意味だそうです。
布袋尊
山門を潜ってすぐの右側にある七福神の一人「布袋尊」像です。『限りなき 宝の布袋 みてはげめ 笑う門には福来るなり』
中国唐代の禅僧で、限度を越えた欲望を退け勤勉に心掛ければすべてを包容し、和合成功をかなえて下さるそうです。
増輝稲荷神社
山門潜って左側、境内の西側にある「増輝神社」です。昭和58年に再建されたそうです。すぐ横には「盥漱石」と「大石内蔵助父子の供養墓」がありました。
聖光観音
境内の北東、本堂より一段高い場所に金色に輝く観音様が立っておられました。表側だけでなく裏側にも隠れるように裏観音堂がありました。
本堂
「聖光禅寺」の扁額を掲げた聖光寺の本堂です。昭和58年に再建されたそうです。昭和40年に「洞景山・聖光寺」と「瑞川霊園・瑞川寺」が合併して「廣島山・聖光寺」になったそうです。
禅庭・洞景苑
本堂前で、合併前の聖光寺の寺号「洞景山」の名を残す 枯山水庭園で す。庭園の端に「吾唯足知」がありました。後で知りましたが、真ん中の「口」の字を上下左右にくっつけて作った4文字熟語を作ってます。
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