広島県広島市東区にある「尾長天満宮」です。國前寺から徒歩で3分ちょっと位です。JR広島駅からなら10分位です。「七福神巡りの3つ目の目的地です。
「二葉の里歴史の散歩道」と言う事でモデルコースの地図や各神社仏閣の前には説明板とかが整備されていました。 「七福神巡り」は 「二葉の里歴史の散歩道」の中に含まれているので、回るのは楽でした。
菅原道真公をお祀りしている俗にいう「天神さん」です。「合格の木」「撫で牛」「腰掛石」など道真公に関係したものが沢山ありました。境内だけでなく、更に山の中に入った場所にも名所が点在してるようです。
狛犬も3組あり、それぞれ特徴のある造りになっていました。
七福神の1人「寿老人」は社殿の右側の奥におられました。
学問・書道の神として古くから崇敬された菅原道真が、九州太宰府に下る途中、尾長山の麓に船を寄せ、この山に登って休息したと伝えられ、その場所に小祠が建てられました。やがて、かつて京都において浅野長晟の蓮歌の相手をした松尾忠正(熱心な菅公の信者)が広島を訪れ、寛永17年(1640)、民家に近い山の麓、道真由来の場所に社殿えお建立して菅神を祀りました。その後、享保年間(1720年頃)、今の場所に社殿を再建したようです。
現在の本殿は、饒津神社にあった招魂社(明治時代の建物)を昭和12年に移したものです。 山門前の案内板より
山門(随身門)
寛永17年(1640年)に建立された由緒ある建築物です。
「随身門の由来」と言う案内板があったのですが、内容的には神社の由来だったので、随身門については建築年位しかわかりませんでした。
入口周辺です。
車道から直接、参道に入るような感じです。車道は左側に曲がって続いているので入り口前は注意が必要です。
入口周辺には石鳥居、狛犬、末社、手水舎、石燈籠など沢山のオブジェが集中しており、石段から随身門へ続いています。
社殿
延喜元年(901年)に菅原道真公が太宰府に下られる途中に現在の尾長山(北東方向に直線で600m辺り)の明星峰天神社と言う小さなお社に参拝し休憩されたそうです。
久寿元年(1154年)に平清盛が明星峰に参拝した際、豪雨と落雷にあい、絶対絶命の状態で菅大臣にご加護を祈った所九死に一生を得られたそうです。その後平清盛が社殿を建立したのが起源とされています。 案内板と公式ホームページより
寿老人
七福神の1人「寿老人」です。社殿の右側の奥にいらっしゃいました。
『玄鹿の命長きに あやかれと 杖を引きつつ 世を救う神 』
思いやりのある正しい心で善行を積めば富貴と長寿が得られると言われています。富と健康な長寿を与えて下さる神さまとの事です。 案内板より
合格の木
合格の木は「やまこうばし」という樹木です。
この木は葉がかれても冬の間は枝についたままで落ちず、ちょうど学校に入学したり就職が決まったころに花が咲き葉が入れ替わります。
受験のシーズンに葉が落ちないことから合格の木と呼ばれるようになりました。 案内板より
撫で牛
菅原道真公の誕生日と死去日が丑の日で遺言で「 墓所は 牛車の止まった所に定めるように」との話もあり、菅原道真公の神使は「牛」であると言われいます。
撫で牛は自分の身体の悪い箇所を撫でた後、牛の像の同じ個所を撫でると病が治ると言われています。
また、病気平癒のみならず頭を撫でることで学業成就、所願成就がなされると言い伝えらています。 案内板より
Å ポケモン・ジムがあります・・・尾長天満宮