
大分県大分市上野ヶ丘に建っている「清滝山 金剛宝戒寺(こんごうほうかいじ)」です。JR大分駅から徒歩約18分。JR古国府駅(久大本線)からだと10分位です。妙親寺からだと5分位です(googleマップ経路情報より)
真言宗のお寺です。googleマップだと金堂が金剛宝戒寺としてマークされてます。本堂は金堂から西に70m位の場所にあります。
今では、本堂に御本尊を安置してるイメージですが、昔は真言宗などでは、ご本尊を安置してる建物は金堂、仏事などを行うのが本堂と言う具合に分けられていたそうです。
配置としては、東側から金堂、山門、本堂と並んでいて、googleマップで金堂が金剛宝戒寺としてマークされているので、最初、「いきなり本堂が建ってるなんて変わったお寺だなぁ~」って感じでした。金堂に近づくと右側の道が奥の方(西側)に続いていて、先に山門や本堂らしき建物が見えました。
金堂が境内の外に建ってるような形ですが、公式ホームページを拝見すると元々は寺領が3万坪もあり、大門、中門もあったとの事なので、金堂を囲む境内や外側に門とかがあったのかもしれません(想像)
金堂の中には、鎌倉時代後期の文保2年(1318年)南都の仏師康俊による檜材寄木造り、高さ約3メートルの巨大な胎蔵界大日如来像が安置されていて国の指定文化財に指定されているそうです。1年に一度、大みそかの除夜の鐘がなる時刻に開帳されるそうです。
金剛宝戒寺公式ホームページ
奈良時代の僧侶・行基が西暦727年、聖武天皇の命により創建し、かつては大分市羽屋にあったとの言い伝えがあり、西暦1307年、大友家第6代貞宗(さだむね)が現在地に移したとされています。
境内には慶派仏師の作で国指定重要文化財である木造大日如来坐像が安置されている大日堂をはじめ、府内藩主日根野吉明(ひねのよしあきら)が再建した山門、かつて雪舟が絵を描いた場所とされる天開図画楼跡の記念碑があります。
また本堂には、県指定有形文化財である本尊の木造釈迦如来立像をはじめ、木造不動明王坐像、銅造如来立像、木造生聖徳太子立像、絹本著色(けんぽんちゃくしょく)涅槃図が納められています。
金堂右側の案内板より
本堂の左側に庫裏・社務所がありました。お訊ねして御朱印をお願いすると本堂に入らせて下さいました。








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