岡山県岡山市中区国富3に建っている「瓶井山(みかいさん) 禅光寺 安住院(あんじゅういん)」です。JR岡山駅から徒歩約47分。恩徳寺からなら、徒歩で約28分くらいです。(googleマップ経路情報より) 真言宗のお寺です。
実際は、少し迷いながらでしたが、30分位かかりました。
緩い坂を登って行くとお城のような石垣が見えてきます。更に登ると、左側に「安住院」と書かれた大きな石柱が見えてきました。石柱の後ろの山門を潜ると客殿や庫裏が建っていますが、お堂等がある境内には繋がっていませんでした。石柱前の坂道をもう少し登ると左側に大きな鐘楼門が見えて来て、鐘楼門をくぐると、大師堂、薬師堂、本堂とお堂が並んでいるエリアになりました。
鐘楼門の下の部分の掲示板に境内案内図がありました。それを見ると、坂道の最初のほうにあった普門院や、更に山の方に登って行った所に、多宝塔や龍王堂など、かなり広範囲にわたるようでした。今回は、本堂の少し先の鎮守堂までした行きませんでした。
先に坂を登って本堂にお参りした後、先ほどの石柱のある場所まで坂を下り、山門を潜ると、御住職がお庭で作業したり玄関の中に入ったりと忙しくされている所でしたが、御朱印をお願いすると丁寧に対応して頂きました。お寺の名前入りのオリジナルのお煎餅や弘法大師誕生1250年記念のリストバンドまで頂きました。
「安住院縁起」によると、禅光寺は天平勝宝年間(749~756)名僧「報恩大師」によって創建されたとされ、大師が建立した備前四十八ケ寺の1つであり、安住院はその本坊にあたる。
報恩大師は字を快賢といい、芳賀(現岡山市北区芳賀)に生まれる。天平勝宝年間に時の孝謙天皇の重病に際して加持祈祷を行い、その願力により病気は平癒される。その功により報恩大師の称号を授かった。
瓶井の山号は現境内の南方山腹に清泉があり、この泉に起因する。この清泉の傍らに小堂があり、善女龍王が祀られており、この土地には竜の伝説も残っている。瓶井山は後(江戸時代)には、三櫂山あるいは三棹山と呼ばれるようになり、現在の操山になったといわれる。
縁起によると、御本尊千住観世音菩薩は報恩大師が平井の浜(現岡山市中区平井)で海上に怪しく光る霊木を見つけられ、それを彫刻してご本尊とされたのである。
この時、大師が素晴らしいご本尊を前にして、「修禅光明滅無明安住浄菩提心」(光明を修禅し無明を滅し浄菩提心を安住す)と言われた。これにより、禅光寺安住院と号したのである。
安住院で頂いたパンフレットより
「安住院」と書かれた大きな石柱の後ろの山門を潜って左側に庫裏・客殿の入口があります。
Φ ポケストップがあります・・・・ 境内に多数あり
Å ポケモン・ジムがあります・・・鎮守堂、納骨堂の観音様