広島県尾道市西久保町にある「摩尼山 総持院 西國寺(さいこくじ)」です。真言宗のお寺です。JR尾道駅から徒歩約22分。大山寺からは北方向に4分位です(googleマップ経路情報より) 大山寺からそのまま北へ向かうと近いですが、仁王門を通り越して金堂の辺りに出ます。東側に行く小路を抜けて行けば、西國寺の仁王門前に出るので、その方がお薦めです。
愛宕山(あたごやま)の斜面に沿って建てられた大きな寺院です。斜面に沿っているので、高さで幾つかのエリアに分かれています。
仁王門(県重文)からの坂道・石段沿いに持善院、金剛院、金毘羅社、長い石段の上には金堂〈国重文)を中心に英霊殿、加茂大明神、もう1つ石段を登ると、本坊、持佛堂、大師堂、毘沙門堂等々が立ち並ぶエリア、更にその上には三重塔〈国重文)等も建っています。
仁王門には大小様々な草鞋が沢山掛けられていました。一番大きいものでは2m近くもあるそうです(仁王様が履くにしても大き過ぎ^^;) 「歩いて旅していた時代お旅の安全」「坂の町・尾道で生活するためには健脚が必要」と言った意味合いがあるようです。西國寺では、絵馬を掛けるように草鞋と願いを書いた白布を仁王門に掛けて祈願する祈願方法があります。
西國寺は天平年中、行基菩薩創建と伝えられ、真言宗醍醐派の大本山です。
ある日、尾道に立ち寄られた行脚の中の行基はその夜、加茂明神の霊夢を見て、その御告げによってこの地に開山したと言い伝えられます。
時は西暦729年のこととされています。1066年に本堂炎上、行基作の本尊薬師如来も焼滅しましたが、永保元(1081)年、平安朝白河天皇の勅命により再建今に至ります。 伽藍の規模は正に西国一という意味を込め、西國寺と名付けられました。
西國寺のホームぺージより
金堂からもう1段高いエリアにある持佛堂の左側に授与所があります。今回は2種類ありました。来年1月には、七佛巡りバージョンの御朱印も頂きに行きたいと思っています。
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仁王門です。沢山の草鞋がぶら下がっています。小さいのは参拝者が絵馬みたいに掛けるものだそうです。
金堂です。現在の建物は南北朝時代に山名氏によって再建されたものだそうです
大師堂です。持佛堂の右側の端に建っています。右前には不動明王の立像が立っています
Φ ポケストップがあります・・・・ 尾道護國神社、百度石、西国寺 三重塔
Å ポケモン・ジムがあります・・・西國寺 仁王門、空環宝珠