広島県安芸郡府中町みくまりにある「桑多山 安芸院 道隆寺(どうりゅうじ)」です。真言宗のお寺で広島新四国八十八ケ所霊場の第28番霊場です。JR天神川駅から徒歩約30分、江本寺からなら5分位です。(googleマップ経路情報より)
江本寺から行くと道隆寺手前(南側)の交差点からの坂道が、凄い角度に見えました。そんなに長い坂では無いですが、登るのは大変。
入口は、道路沿いと道路から右側の路地に少し入った場所の2カ所ありました。普通に思う山門が無かったのですが、路地に入った方(本堂から見て南側)からが表門のようです。
本堂の前に「御納経は堂内にございます」との張り紙もあり、本堂は鍵も掛かって無なかったので、中に入らせて頂きました。奥に御本尊・薬師如来像が鎮座されていました。残念ながら、手前にガラス戸の仕切りがある上、天蓋(天井から下がってる金ぴかの飾り)や仏具、お供え物等で全体が見え難くかったです。県の重要文化財に指定されているそうです。
鐘楼にも山号の「桑多山」(たぶん(^^;) ) との扁額が掲げられていました。鐘楼門とか以外では珍しいですね。(今まで私が気が付かなかっただけかもしれませんが)
池に石橋、石燈籠、石仏、緑も多く本堂の前を中心に日本庭園になっているような落ち着ける空間でした。
水分峡の入口西方陵上(現在の城ケ丘団地の上)にある古寺で桑多山・安芸院・道隆寺と号す。
寺伝では大同元年(806)弘法大師開基の薬王寺、現在は(常所山約600mの山上)寺屋敷と称するところに始まり十世紀末葉の正暦年中関白藤原道隆が再興した寺で現在の寺号はそれによる。
寺の周辺からは奈良時代の古瓦、骨董等を出土し一本作りの古仏像(俗に焼佛という)も残っている。
なお同寺の本尊薬師如来は建仁元年(1201)の墨書銘があり藤原風の温和流麗な優作で昭和32年に広島県重要文化財に指定された。
境内の説明板より
本堂入口左側に「御納経は堂内にございます」との張り紙があります。本堂の扉は鍵がかかって無かったので中に入らせて頂きました。堂内の左前の角の台の上に「道隆寺」と「光政寺」の御納経箱が置かれていました。光政寺の御朱印が置かれているとは知らなかったので、スマホで検索してみましたが、近場には無く、福山市とかが引っ掛かったので、今回は参拝は諦めました。家に帰ってパソコン使って調べると東広島市の白市の方にあるのが分かりました。ちょっと遠いですが、機会があれば参拝して来ます。
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