散歩道: 亀甲山田熊八幡宮  (広島県尾道市因島田熊町) 因島田熊から土生へ(C)

 広島県尾道市因島田熊町にある亀甲山田熊八幡宮です。海岸からは少し離れた所の小高い丘で林に囲まれた場所にあります。昔は、東側に小学校、西側に中学校があって、かくれんぼや鬼ごっこ等の遊び場、部活で長い参道を走って足腰を鍛えるなど、今から考えると罰当たりなことやってました(^_^;)
 もう、半世紀近くも前の記憶ですが、秋祭りには御神輿やだんじり、参道には出店がずらりと並んで賑わっていました。今もお祭りはあるようですが、もうずっとご無沙汰です。
 元々は、鎌倉時代初期に八幡宮の本殿後ろにある大頭神社・松尾神社・高良神社が三社明神として創建され、100年以上後の南北朝時代に八幡宮の社殿が創建されたそうです。境内には 三社明神 以外にも沢山の境内社が建てられています。

田熊八幡宮 由緒

八幡宮  
  御祭神 :  仲哀天皇、応神天皇、神功皇后
  側宮  : 猿田彦神社、祖霊神社、稲荷神社、祇園神社、荒神社、金刀比羅神社、粟島神社、橘神社

大頭神社 
  御祭神 : 天照大神
  側宮  : 松尾神社、高良神社

御由緒 : 
 創紀は太古、当地方の大豪族の主を、大頭三社神明として敬われ、古代から瀬戸内の守護神として祭祀崇敬されていました。その後箱崎浜に九州筥崎宮の御分神が上陸されこれを因島のほぼ中央にある大山の宮崎の山頂に祀られた。 歴応、康永年間に至り、竹島城主村上直吉公が、高神の上方に八幡宮があるのは畏れ多いと、また城の鎮守の宮として、大頭神社の前下に社殿を築造され、これを八幡宮と称して、奉祀崇敬した。

                             境内の案内板より抜粋

石段と石鳥居

 町の方から急な坂道を登って来た正面に入口の石段と石鳥居が見えてきます。お宮に向かってお宮の左前には幼稚園、右側には小学校、左側には中学校と何かと縁のある場所でした。

参道

 146mもある長い参道です。砂利とか砂とかでは無いですが、程よい抵抗感があり、中学時代には良くダッシュしたり百度票を使って往復走ったりと体を鍛えていました。小学校時代はかくれんぼや鬼ごっこ等で遊んでました。(何と言う罰当たりな(^_^;) )

拝殿

 何か記憶にあるより綺麗で立派な拝殿でした。境内の説明板や公式ホームページには記述が無かったのですが、ネットを調べると本殿が2015年に修復されたようです。拝殿に関しては記述がありませんでしたが、拝殿も最近、修復されたんでしょうね。
 拝殿の入口前、鈴の下には主様が番をされてました(^_^) (神社って落ち着けるのか、よく、猫の姿を見かけます)

本殿

 江戸末期の安政5年(1858)に再建されている。形式は、三間社流造で、屋根正面中央に千鳥破風を取り付け、母屋の丸柱は600年を越す桧材が使われている。
 また平面・妻面には、動植物の多様な彫刻を組み込み、江戸末期の精巧な神社建築技術を今に伝える建造物である。
        境内の説明板より
 記憶していたより大きく立派な建物でした。調べてみると2015年に大掛かりな修復工事が行われたようです。

大頭神社

 天照大御神をお祀りする神社 です。
 八幡様がお祀りされる以前の田熊の氏神といわれ三社明神の一として崇敬されています。

神踞石(しんきょいし)

 表参道の一の鳥居と二の鳥居の間にあります。文政年間(1818~1830)社殿が炎上し時に、神様がこの石に避難されていたとの言い伝えがあり、本殿造営の一時期、御神体がこの場所に移されたそうです。

Φ ポケストップがあります・・・・田熊八幡神社、因島護国神社注連柱、因島護国神社、表参道第三鳥居(田熊八幡宮)、亀甲山田熊八幡宮(拝殿)、 ヤマモモの看板、 裏参道鳥居(田熊八幡宮)
Å ポケモン・ジムがあります・・・

  

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