散歩道: 明星社 (広島県広島市東区二葉の里)  二葉山七福神巡り(6)

明星院
明星院

 広島県広島市東区二葉の里にある「明星院」です。 「七福神巡りの6つ目の目的地です。 JR広島駅から10分、鶴羽根神社からならすぐです。
 鶴羽根神社から行けば迷う事も無いですが駅から行くと、道路や住宅と同化した、ちょっと控えめな門柱を見逃すと迷うかもしれません。 

 お寺の境内で「こども園」を運営されているので、平日は賑やかです。静かに拝観するなら日曜日・祭日がいいかもです。
 境内はそれなりの広さですが、西側が「こども園」のエリアになるので、行けませんでした。
 明星院は、仁王門、中門、護摩堂等の建物から、毘沙門天、銭洗い不動尊、子安観世音菩薩、子育て地蔵尊等々と言った菩薩・地蔵、松やイチョウ等の樹木、石碑、句碑等、とにかく見所が沢山あります。しかも、集中しているので見て回りやすいです。 
 七福神の1人「毘沙門天」は仁王門を潜ってすぐの右側におられました。 

明星院の由緒

 もとは南光月素月山妙壽寺(臨済宗)と呼ばれ、毛利輝元の生母、妙寿院の位牌所でしたが毛利氏の長州移封後、福島正則により真言宗・明星院と改めました。
福島正則が移封となり浅野長晟が入城、四代藩主浅野綱長により始祖浅野長政夫妻の位牌を安置。また、九代藩主浅野斉粛の代に敷地の西半分に社(饒津神社)を建立しました。 本堂内陣には原爆の被害から焼失を免れた赤穂浪士の木像が安置されています
。    公式ホームページより

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仁王門

仁王門
仁王門

 住宅に挟まれた狭い参道を抜けると、急に広い場所に出て目の前に「月光山」の扁額を掲げ、左右に仁王様を配した立派な仁王門が現れます。
 中門側には、梵鐘と手水舎が配置されています。

臥龍鳳雛之松

臥龍鳳雛之松
臥龍鳳雛之松

 臥龍鳳雛(がりゅうほうすい)。臥せている龍と鳳凰の雛。機会があれば、おおいに実力を発揮するであろう英雄。   案内板より
 地に横たわっている龍のように横に長く伸びた松の木でした。

毘沙門天

毘沙門天
毘沙門天

 七福神の一人「毘沙門天」像です。仁王門を潜ってすぐの右側におられます。
『魔を降す 猛き姿にひきかえて 情けにあまる福徳の神』
 こわい顔をして身を甲冑で固めていますが、私たちを外の敵から守って下さる優しい神様です。右手に財福を生み出す宝棒を持ち、左手に捧げる宝塔は、災難を取り除き、限りない幸福を生み出すといわれています。  案内板より

中門

中門
中門

 仁王門と本殿の間にある中門です。右側に雷神像、左側に風神像を配しています。
 仁王門側には「ようお参り」と笑顔で迎えてくれるお地蔵様、本堂側には「またお参り」とちょっと寂しそうな顔をしたお地蔵様がいらっしゃいました。

本堂・奥殿

本堂・奥殿
本堂・奥殿

「月光山明星院」の本堂です。ご本尊は「千手千眼観世音菩薩」だそうです。
 扉は閉まっていますが、「ご自由にお入りください」と書いてあったので、恐る恐る扉を開いて中に入ってみました。中央には 千手千眼観世音菩薩と不動明王(かな?)、右側と左側の端には赤穂浪士の木像が安置されていました。
 

護摩堂

護摩堂
護摩堂

 仁王門入って右側にあるお堂です。正面に白い8つの提灯で「南無大聖不動明王」と書かかれ、赤い「不動明王」と書かれた提灯が周囲に配されたお堂です。境内の配置図で見ると「護摩堂」となっていました。
 こちらもご自由にお入りください」となっていたので、扉を開けて入ってみました。
 中央に怖い顔して睨んでいる不動明王様が鎮座されていました。

Φ ポケストップがあります・・・・明星院

  

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