可部の北側にある福王寺山(495.9m)の山頂付近にある「金亀山福王寺」です。828年に弘法大師(空海)により開基されたと伝えられています。弘法大師が山中の変わった形の樹木から不動明王像を彫った時に池の中から金色の亀が現れ礼拝したことから「金亀山」と名付けられたそうです。
国道191号線沿いに「福王寺登山道入り口」があり、そこの案内版では本殿まで徒歩60分となっています。実際、私も1時間弱かかりました。歩道は整備されていますが、かなりきつい傾斜が続き、良い運動にはなりますが、それなりに準備と覚悟が必要かも・・
ただ此処には抜け道があって、山門まで徒歩で15分位の所までは自動車で行くことができます。
仁王門
門の左右に金剛力士を1対安置した山門で、福王寺の現存する建物の中では最古のもので安土桃山時代のものだそうです。
石段
山門を潜ってすぐ、急で長い階段が続き先の方に本殿が見えてきます。数えるのは忘れましたが53段あるそうです。
熊野三社権現
山の鎮守で熊野三社権現をお祀りしています。1707年に再建されたもので権現造・銅板葺きです。
阿弥陀堂
1851年に再建されたもので阿弥陀如来を安置しています。左右の回廊で本堂(金堂)、客殿と繋がっています。
燈明杉
元々は5本あったそうですが、1本は枯死、1本は倒壊の危険がある為2m位の所で伐採され(写真の一番奥)、現在は3本が残るのみとなっています。高さは37mもあるそうです。
鐘楼
1927年に再建されたそうです。
A ポケモン・ジムがあります
鐘楼、修行大師像、三鬼堂
Φ ポケストップがあります
本堂、秋葉権現社、弁財天、山頂三角点、不動明王と石碑、
福王寺石碑、金仙の亀、仁王門迄二十四町の石碑