
広島県廿日市市宮島町に建っている「奥の院(おくのいん)」です。宮島町となっていますが、山の奥の方にあります。
大聖院の方にはありますが、奥の院は無人で御朱印はありません。
大体、宮島桟橋(7:20)出発⇒大聖院コース入り口〈7:30)⇒仁王門〈8:25)⇒奥の院(8:50)に到着ってコースで参拝して来ました。
仁王門から奥の院 道すがら








弥山登山・大聖院コースから登り、仁王門の前、左に曲がると仁王門から霊火堂へ、少し先を右に行くと大元コース、まっすぐ行くと奥の院へ続きます。
仁王門の曲がり角から奥の院エリアの入り口のお地蔵さんまで25分位でした。舗装はされていない山道で雨の後だと水溜りや泥濘が出来ていたりして、歩き難いのですが、今回は乾いていたので歩きやすかったです。前回でですが15分から20分位歩くと林道に繋がっていて途中に自動車が駐車していて、「何でこんな所に?」と驚きました。
思ったより遠くて、途中、元々少ない道案内の道標などが倒れたりしていて、この道でいいのか?って感じです。ほぼ1本道で分かれ道には道標が立ってたので、不安にはなりますが、迷うことはありませんでした。ただ1ヶ所、道標なしで2つに分岐した道がありましたが、少し先でまた合流してました。
奥の院エリア
















奥の院のエリアです。最初、入口のお地蔵さんの所から見渡すと、手前に弥勒菩薩堂があり、一番奥の方にお日切地蔵堂があって、最初はお日切地蔵堂が奥の院かと思いました。実際には、修行何かの時の仮宿というのか休憩所と言うのか、右側に建物がたっていて、そこから右側奥に少し進んだ所に奥の院のお堂が建っていました。木々や手前の建物で遮られて、入口付近からは見え難いのでご注意を。
少し大きめのお堂が2つ、それぞれ「弥勒菩薩」「お日切地蔵」と書かれた扁額があり、お日切地蔵堂の左側には「白姫」と書かれた稲荷神社?がありました。その他、小さな祠やお地蔵群が沢山ありましたが、案内板等は全くありませんでした。
「塩を盛らないように」との注意書きに大聖院の名前があったので、大聖院が管理しているようですが、大聖院のHPにも奥の院の事は書かれていないようです。その他ネット検索しても「奥の院への行き方」や「奥の院を参拝した」と言った書き込みはありましたが、「昔、弘法大師が修行された場所」ってくらいで、由来等は分かりませんでした。特に白姫については、宮島には無いはずのお稲荷さんのようで、由来を知りたいところですが、中々、無さそうです(^_^;)
詳しい情報がない分、神秘性が増してるかもしれません。実際、山奥で少し開けた場所に出て、お堂やお地蔵さまに囲まれたエリアに入ると聖域と言うのか? 何かすっきりさわやかな雰囲気に変わりますね。
直接は関係ないですが、夏場に宮島ロープウェイに乗った時、内部の音声案内で英語の時「修行」を「トレーニング」と説明していて、「英語にすると随分とイメージが違うなぁ~」って感じました(^_^;)
Φ ポケストップがあります・・・・ お日切地蔵尊と白姫
Å ポケモン・ジムがあります・・・奥の院
