遍照寺(山口県熊毛郡上関町長島)

 山口県熊毛郡上関町長島に建っている「上関大師 紫雲山 遍照寺(へんしょうじ)」です。JR柳井駅(山陽本線)から上関方面バスで1時間位。天神前バス停で降車後、徒歩2,3分位です。
 googleマップナビだと、西側の山の上の方から降りて来るルートで案内されますが、実際には東側の海側からしか道はありませんでした。バス通りの西側の細い路地からお寺に向かう更に細い道があります。天神前バス停からだと、郵便局の前辺りに山に向かう道がありますが、こちらは違います。もう少し南に向かって民宿 カイキョー館の裏辺りで、曲がり角に「遍照寺」と案内が出てます。 遍照寺に行くにはこの道しかありませんのでご注意を。
 私は、郵便局前の曲がり角で曲がった為、山の上の大きな道路に出た後、遍照寺への道を探して30分位山の中を彷徨ったあげく、遍照寺の裏山の上から道の無い斜面を下りてやっと辿り着きました(^^;)  

 マップでみると山の上の方にたってるように見えますが、実際には、海沿いから急な石段ですが少し斜面を上がった位の場所です。周りは綺麗な海、本州に繋がってる上関大橋や本州側、本州との間の狭い海峡等など、静かで自然豊かで風光明媚な所です。
 本堂以外には小さなお堂や石仏が立っているだけの小さなお寺です。

 今回は毎月21日13時30分に行われる護摩供に参加させて頂きました。13時前に到着するバスで来て、バス停からは徒歩2分となっていたので、余裕のはずだったのですが、曲がる道を間違えたお陰で30分位山の中を彷徨ったあげく、裏山から滑り降りて開始時間ギリギリにセーフでした。
 本堂の中は、すでに20数名の方々がいらっしゃり、用意されていた椅子もほぼ満員でした。
 真言宗独特?な力強い読経と共に炎が天井を焦がすかと思うほどの火柱、厳格で迫力満点の護摩供でした。また、ご住職が叩く太鼓は、太鼓本体が吹き飛んでしまうのではないかと思うほど激しく空気の振動が見えたような気がしました。
 最後には経本と言うのか?経典というのか? 開くとアコーディオンみたいで、ページが左右に移動するような本(結構、分厚く重い)で肩や背中を叩いてお清めをして頂きます。これがずっしりと重く効きます でも結構痛い(^^;)
 激しく厳格な儀式とは対照的に法話等にはユーモアたっぷりで有難い教えの中にも笑いが一杯でした。
 一連の儀式後、お茶やお菓子が振舞われ雑談タイム。参加者、地元の方も多いみたいだけど、広島から来てる方や、もっと遠くから来ててたまたま参加された方もいらっしゃいました。一度体験してみて損は無いと思います(^_^)

 遍照寺の御縁起等は公式ホームページに詳しく載っています。
   遍照寺公式ホームページ


 こちらのご住職、お留守が多いので、確実にいらっしゃる毎月21日の護摩供の日を狙って参拝しました。護摩供に参加させてい頂いた後、御朱印を頂きました。
 境内には庫裏・社務所らしき建物は無かったので、恐らく境内の外、近くにお住まいと思います。毎月定期的に行われている護摩供(21日)や写経会(11日)の日以外だと事前に連絡してからの方が安心かもしれません。


Φ ポケストップがあります・・・・ 大師堂
Å ポケモン・ジムがあります・・・

  

/* クリッカブル用コード */